【経営コラム】D2Cの真理を検証します!
…D2Cモデル成功のポイント!
■D2Cとは、事例でご説明します。
『ある酒蔵メーカーさんは、酒販店向けの卸事業を続けながらも、消費者への直販を始めました。YouTubeチャンネル、その他のSNSを駆使して自社商品の宣伝媒体〔マイチャンネル〕を構築するための投資を始めました。直販向けの商品は、酒販店での売れ筋価格帯ではなく、高級品です。また、クラウドファンディングを活用したブランドの浸透と受注生産体制の構築も目論んでいます。C2Mを狙っています。』
中間流通やマス広告を活用せずに、エンドユーザーに直接販売するビジネスモデルを
【D2C(ダイレクトtoコンシューマー=消費者)】と呼びます。
スマートフォンやSNSの普及で、このような販売形態が生まれてきました。さらに、【クラウドファンディング】が、作る前に受注できる機会を提供してくれます。モノやサービスを作る前に受注する、このエコシステムが【D2C】の概念を超えた【C2M(カスタマーtoマニュファクチャー)】という進化版のビジネスモデルを生み出しつつあります。
【D2C】、いや【C2M】こそが、生産者と消費者(カスタマー)を結ぶ最終到達系になりそうです。
■【D2C】モデル成功のポイント!
◆1:自らの媒体(マイチャンネル)を構築するか、インフルエンサーと連携する!
【D2C】は、創業~中小零細企業と相性の良いモデルです。
多大な広告費を使わず、中間流通を飛ばして直接エンドの消費者とつながりを持てるからです。もちろん容易ではありません。自らの媒体(マイチャンネル)を構築するか、インフルエンサーと連携するかが必要です。
◆2:【D2C】、正解は【C2M】です。最初から【C2M】を狙って下さい!
作る前に受注する、カスタマー(顧客)を先に創造する【C2M】は、【D2C】の進化版、最終到達系です。【クラウドファンディング】を研究してください。ここに有効な解があります。
■自社に当てはめて考えてみましょう。
当社は、●●向けの卸事業を続けながらも、消費者への直販を始めました。YouTubeチャンネル、その他のSNSを駆使して自社商品の宣伝媒体〔マイチャンネル〕を構築するための投資を始めました。直販向けの商品は、●●での売れ筋価格帯ではなく、高級品です。また、クラウドファンディングを活用したブランドの浸透と受注生産体制の構築も目論んでいます。C2Mを狙っています。